九頭竜神社
結縁寺での不動明王御開帳の折、お坊さんが印西地方には京都鎌倉に匹敵する神社仏閣があると言われたのでいくつか探してみることにしました。
グーグル地図を拡大すると現れた当神社の名前に惹かれ道なき道をたどって行くと意外や立派なお社でした。
ここも印西の他のお宮と同じく掃き清められ大切に守られていました。
(ベリーフィールド)
RCNブログ
12月7日そうふけ公民館で里山フォーラムを開催しました。RCNの活動紹介を行った後に東京情報大学教授ケビン・ショートさんが愉しくて分かり易い語り口で、「里山って何?」というタイトルの講演を行いました。
1,ケビンさんと参加者
狭い意味の里山と広い意味の里やまの違い、また千葉ニュータウン周りの里山の素晴らしさなどについて具体事例を挙げながら分かり易い解説がありました。
2,椋鳩十の著書紹介
日本で初めて本格的な動物文学のジャンルを切り開いた作家椋鳩十が著した「動物と人間とが自然の中で共存する大切さ」についての紹介がありました。
3,北総の里山を語るキーワード
里地里山、カントリーサイド、原生自然、文化(暮らし)、景観、生態系、持続可能性、集落、水田、畑、小川、茅場、溜め池、雑木林、生物多様性などが北総の里山を語るキーワードです。その一つ一つについて詳しい説明がありました。
(写真・文 S.S.)
11月30日さわやかな秋晴れの下、往路は戸神から船尾を経て結縁寺まで、復路は結縁寺から多田羅田を経て北総花の丘公園までの里山水系ウォークPart22を楽しみました。案内人は、ケビン・ショートさんです。見所ポイントで石造物の名前の由来や植物と野鳥について分かり易い解説がありました。参加者の中の5歳と8歳のお子さまが終始元気に先頭を歩きました。昼食は、結縁寺婦人会の手料理を美味しく頂きました。ゴールの北総花の丘公園(戸神防災調節池)ではオオハクチョウが私たちを出迎えてくれました。
1,ガマズミ(北総花の丘公園)
秋に森や林を歩いていて目に付くものといえば、赤い実ではないでしょうか? 黒い実や黄色い実などもありますが、なんといっても赤い実が一番多く見られます。赤い実は鳥に見つかりやすく、食べられることによって、種子をより遠く運んでもらっています。
2,ナンテン(戸神防災調節池)
日本のスピリチュアルな植物の一つとして中国原産のナンテンを取り上げて、名前の由来「南天」から「難転」の通じての、難を転じて福をなす縁起物として親しまれてきたと説明がありました。またケビンさん制作のオリジナルのピンバッジのプレゼントがありました。
3,弁天谷津(戸神)
印西の土地は北総台地という海抜25~30メートルの平坦な土地と谷津と呼ばれる細い谷閒からできていますが、残念なことに弁天谷津の北側は、今年になって宅地開発のために埋められてしまいました。
4,庚申塔(戸神宗像神社)
沖ノ島の沖津宮、筑前大島の中津宮、宗像市田島の辺津宮の三社の総称である宗像神社のいわれと境内に造立されている庚申塔についての詳しい説明がありました。
5,戸神川
戸神の谷津田中央部を流れているのが戸神川です。戸神防災調節池の上流から神崎川の合流点までの約2.5kmです。昔の流れを明治前期の手書彩色関東実測図で調べてみますと、白井市の十余一(トヨイチ)辺りが上流部だったようです。
6,馬頭観音(松崎)
馬頭観音は天上の六道の苦しみを救済する功徳があるとされています。頭上に馬頭を載せているところから庶民の間では持馬の守護神として馬の無病息災や死馬の冥福を祈る対象とされています。名馬塚には15基の供養塔が遺存されています。
7,ノスリ(松崎)
ウォークの途中で運良く船尾と松崎の谷津田で飛翔するノスリに出合うことが出来ました。ノスリは、タカ目タカ科です。カラス大で、飛翔時に翼の下面と腹の下面と腹の下部に黒っぽく見える部分があります。
8,結縁寺
昼食は、結縁寺の地元婦人会のみなさんが地元野菜をふんだんに使った弁当と温かい具沢山の豚汁を提供頂きました。
9,厳島神社(多々羅田)
帰路は、結縁寺から多々羅田を経て北総花の丘公園までを歩きました。途中厳島神社に立ち寄りました。
(写真S.S.&K.M. 文S.S.)